お知らせ
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歯の再生治療薬の治験を計画しています
ご本人あるいはご家族の方で、次に当てはまる方は「先天性無歯症」かも知れません。
- 15歳になっても乳歯が残っている。
- 乳歯が抜けたのに永久歯が生えてこない。
- 歯の数が6本以上少ないと言われたことがある。
私たちは治療薬の実用化に向け、治験を計画しています。上記に心当たりのある方は以下よりお問い合わせください。
私たちの技術
Our Technology
私たちは、歯の芽にアプローチすることで
患者さまご自身の歯を生やす
歯の再生治療薬を開発しています。
世界初の「天然の歯を生やす」新薬の開発に向けて

代表取締役社長
喜早 ほのか
歯科医師・医学博士

取締役CTO
髙橋 克
歯科医師・医学博士

取締役CBO
髙谷 宗男
薬剤師・薬学博士
Our Vision
歯を失うことが怖くない社会の実現
Our Mission
自身の歯で咬めることによる健康寿命の延伸を追求し、 世界の人々の健康で豊かな社会の実現に貢献する
歯の欠損で困っている人を救いたい
私たちの技術は、幼少期からの歯の欠如によって生活の質(QOL)が低下する「先天性無歯症」の治療に取り組み、歯の再生研究を行っていた京都大学大学院医学研究科口腔外科学分野 髙橋克 准教授(歯科医師/現・公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院歯科口腔外科主任部長)の研究成果に基づいています。 2007年、研究チームは本来は退化消失するはずの歯の芽(歯胚/歯堤)が成長して口腔内に生えてきている「過剰歯」を持つモデルマウスと遭遇しました。これをきっかけに、歯胚の成長を阻害する分子を抑制する中和抗体があれば、「天然の歯を生やす薬」の開発が可能であるという発見に至ります。

通常の歯

過剰歯
(マウスの歯)

研究チームは歯の芽を薬で成長させ、新しい歯を生やす分子標的薬の開発研究を推進。歯の芽の成長を阻害する分子を抑制する中和抗体製剤で無歯症モデル動物の欠損歯が回復することを明らかにしました。 そして2020年5月、長年の研究結果に基づき、歯の再生治療薬の開発を行う京都大学発のスタートアップ企業『トレジェムバイオファーマ株式会社』を設立。まずは歯の欠損により栄養確保や成長に悪影響を及ぼしている「先天性無歯症」の根治的な治療を目指し、世界初の天然の歯を生やす新薬の開発を進めています。 将来的には新薬の応用範囲を広げ、高齢者のオーラルフレイル(口腔内の虚弱)の改善にも取り組んでいきます。
