歯を失うことが
怖くない
社会を実現する

トレジェムバイオファーマ株式会社は、取締役CTO・ 京都大学大学院医学研究科口腔外科学分野 髙橋克 准教授(歯科医師/現・公益財団法人田附興風会 医学研究所北野病院歯科口腔外科主任部長)の研究成果をもとに、歯の再生治療薬の研究開発・上市を目的に起業した京都大学発ベンチャー企業です。
Team

代表取締役社長
喜早 ほのか
歯科医師・医学博士
髙橋先生の研究により生まれた「一回の注射投与で歯が生える」薬をぜひ患者さんに届けたいと思い、いろんな人に支えていただき、チーム一丸となってここまで突破してきました。まずは、遺伝的原因で永久歯の芽が育たない「先天性無歯症」の患者さんの歯が育つように。そして、永久歯がないと判明したお子さんやその親御さんに、新しい治療法を提案できるように。最終的には、虫歯や歯周病で歯を失ってしまった患者さんに「注射することで自身の組織由来の歯が生えてくる」治療薬を提案できるように。
トレジェムバイオファーマ株式会社は「自身の歯で咬めること」による健康寿命の延伸を追求し、世界の人々の健康で豊かな社会の実現に貢献いたします。
Management

1989年 | 徳島大学歯学部卒業、歯科医師国家資格取得、京都大学医学部附属病院 研修医 |
1990年 | 洛和会音羽病院口腔外科 医員 |
1995年 | 京都大学大学院修了(医学博士) 南カリフォルニア大学 Center for Craniofacial Molecular Biology 研究員 |
1996年 | 米国国立衛生研究所 NIH-NIAMS Craniofacial Developmental Section 研究員 |
1999年 | 京都大学医学研究科口腔外科 助手 |
2006年 | 京都大学医学研究科口腔外科 院内講師 |
2007年 | 京都大学医学研究科口腔外科 講師 |
2014年 | 京都大学医学研究科口腔外科 准教授 |
2020年 | トレジェムバイオファーマ株式会社 取締役CTO 就任 |
2021年 | (公財)田附興風会 医学研究所 北野病院 歯科口腔外科主任部長 |
取締役CTO
髙橋 克
歯科医師・医学博士

取締役CBO
髙谷 宗男
薬剤師・薬学博士
1980年 | 京都大学大学院薬学研究科博士課程修了(薬学博士)、米国MIT博士研究員 |
1981年 | 武田薬品工業中央研究所化学研究所 |
1998年 | パリOECD科学技術産業局 |
2009年 | 米国シカゴ武田ファーマシューティカルズ インターナショナル上級副社長 |
2012年 | 武田薬品退職後、京都大学医学部附属病院 |
2013年 | 京都大学医学部 特任教授 および 附属病院臨床研究総合センター技術移転・国際連携部長 |
2018年 | 京都大学 産官学連携本部 顧問 |
2020年 | トレジェムバイオファーマ株式会社 取締役CBO 就任 |
役員
役職 | 名前 | 所属 |
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代表取締役社長 | 喜早 ほのか | 共同創業者・CEO |
取締役 | 髙橋 克 | 共同創業者・CTO(最高技術責任者) |
取締役 | 髙谷 宗男 | 共同創業者・CBO(最高事業責任者) |
取締役(社外) | 上野 博之 | (京都大学イノベーションキャピタル株式会社 執行役員・投資第二部長) |
取締役(社外) | 平田 忠義 | (Astellas Venture Management LLC Investment Lead) |
取締役(社外) | 宇留野 義治 | (JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社 ベンチャーキャピタリスト ライフサイエンスプロフェッショナル) |
監査役(社外) | 岡本 宗一 | (岡本公認会計士事務所) |

主任研究員
杉並(村島)亜希子
歯科医師・医学博士

研究補佐員
長谷川 寛子

前臨床開発部長
中村 明生
獣医学博士

前臨床開発副部長
埜中 希代子
薬剤師

臨床開発部長
原 恵理
工学博士

片岡 之郎
薬学博士

管理部
西永 浩子

管理部
重乃 あかし

臨床開発部
戸田 知子
Company
- 社名
- トレジェムバイオファーマ株式会社
- 本社所在地
- 〒602-0841
京都市上京区河原町通今出川下る梶井町448-5
クリエイション・コア京都御車211号室 - 設立
- 2020年5月
- 資本金
- 5000万円 ※2025年2月現在
- 代表取締役
- 喜早ほのか
- 従業員
- 10名 ※2025年2月現在
- 事業内容
- 歯数制御による歯の再生治療薬の開発
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お問い合わせは以下よりお願いいたします。
History
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- 1995.5
- 髙橋克が南カリフォルニア大学Center for Craniofacial Molecular Biology にポスドク採用される。
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- 1996.5
- 髙橋克がNIH-NIAMS Craniofacial Developmental Section にポスドク採用される。
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- 1999.4
- 髙橋克が京都大学医学研究科口腔外科学分野に帰学(助手―講師―准教授)。「歯の再生研究」で科研費、JST、京大学内助成金、AMED等、17の公的支援に採択される。
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- 2007
- 過剰歯モデルマウスと出会う。
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- 2008.4
- 喜早ほのかが髙橋の研究チームに大学院生として加わる。以後、高橋のもとで歯の再生研究に従事する。
髙橋克の歯の再生研究グループ
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- 2015.4
~2018 - 髙橋克(京都大学)がAMED創薬ブースター(創薬総合支援事業)に採択される。 『希少疾患先天性無歯症治療薬の開発研究』 分子標的治療による欠損歯の再生マウス抗USAG-1中和抗体を16種類作製し、in vitroの中和活性を確認。
- 2015.4
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- 2018.9
~2021.3 - 髙橋克・喜早ほのか(京都大学)が京都大学発ベンチャー支援 インキュベーションプログラムに採択される。 Eda遺伝子欠損マウスに抗USAG-1中和抗体を単回投与し、遺伝性先天性無歯症が回復することを確認。
- 2018.9
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- 2018.10
~2021.3 - 髙橋克(京都大学)がAMED難治性疾患実用化研究事業に採択される。 『希少疾患先天性無歯症治療薬の開発研究―Wntシグナル&BMPシグナルに関連する難治性疾患治療への展開―』 中動物(スンクス・フェレット・イヌ)に抗USAG-1中和抗体を単回投与し、歯が生える効果を確認。
- 2018.10
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- 2020.5
- トレジェムバイオファーマ株式会社設立。
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- 2020.8
- シードラウンドで約5,000万円の資金調達。
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- 2021.4
- シードExtラウンドで約1,000万円の資金調達。
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- 2022.3
- シリーズAラウンドで総額約4.5億円の資金調達。
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- 2022.4
~2025.3 - 髙橋克(医学研究所北野病院)がAMED難治性疾患実用化研究事業に採択される。 『希少疾患先天性無歯症患者の欠如歯を再生する新規抗体医薬品の開発』
- 2022.4
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- 2022.9
~2024.3 - 髙橋克(医学研究所北野病院)がAMED橋渡し研究プログラム(シーズB)に採択される。 『希少疾患先天性無歯症患者の欠如歯を再生する新規抗体医薬品の開発』
- 2022.9
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- 2023.6
- シリーズA2ラウンドで総額約3.8億円の資金調達。
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- 2024.5
~2024.6 - シリーズBラウンドで資金調達。
- 2024.5
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- 2024.6
- AMED令和6年度 「創薬ベンチャーエコシステム強化事業(創薬ベンチャー公募)」(第4回)に実施機関として採択。『先天性無歯症患者の欠如歯を再生する新規抗体医薬品の開発』
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- 2024.8
- シリーズBラウンドとAMED補助金により総額約15億円の資金調達を実施。
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- 2024.10
- 先天性無歯症治療薬として、ヒト化抗USAG-1抗体TRG035の臨床第1相試験開始